バツイチ男性が再婚を決意した4つの理由
バツイチ同士の再婚に至る道は遠く、険しいものです。もしもまた上手くいかなかったら?そんな想いは絶えず心の中に渦巻き、女性の方が再婚を望んだとしても、行く先に不安を持つ男性が及び腰になってしまうケースは多々あります。
しかし、世の中にはそれでも再婚に踏み切った、いや踏み切れたカップルがごまんといます。果たしてバツイチ男性はなぜ再婚を決意できたのか?悩めるあなたのために、バツイチ男性が再婚を決意した理由を4つお伝えします。
誰もが離婚直後は「もう結婚しない」と決意するもの
結婚に希望を持ち続けたまま離婚する人はいないでしょう。離婚は大抵の場合、「失敗」と訳され、それは部外者であるところの周囲の人間よりも、あなた自身がよく理解しているはずです。
しかし人間というのは不思議なもので、あれほど色濃く刻まれた「もう結婚なんてしない」という感情は、離婚が成立した直後から徐々にその色を薄くしていき、無にはならないものの、やがて多少の妥協を許すようになります。
バツイチ男性は再婚をしたくないわけではない
再婚に迷っている男性は、ただ離婚直後の感情を人よりもほんの少し多く引きずっているだけなのです。恐れや不安、もしかするとそこには結婚生活への諦めのようなものもあるかもしれません。
男性は女性よりも感情を引きずりやすい傾向にあります。あなたとの再婚に前向きでないのは、結婚を望んでいないからではなく、結婚に対する不安をいまだ消化しきれていないからに他なりません。
男性が再婚に踏み切るにはきっかけが必要で、逆に言えばきっかけさえあれば、男性は重い腰を上げてくれます。
男性は結婚によって大切なあなたとの関係が壊れてしまわないかを恐れている
男性の態度を後ろ向きなものと考えないでください。あなたのことを想うからこそ、男性は再婚に踏み切れないのです。どうか、これだけは理解しておいてください。
バツイチ男性が再婚を決意した理由
バツイチ男性が再婚を決意した理由は様々です。理由とはきっかけ、再婚のきっかけなど、いつどこに転がっているか分かりません。日常のふとした瞬間かもしれませんし、何かの積み重ねで決意することも考えられます。
バツイチ男性が再婚を決意したその理由、瞬間、きっかけをご紹介します。
再婚してもいいと思える相手が見つかった
再婚の理由としては、これが最も多いと言えます。好きだから結婚した、という単純な構図がここには見えますが、ここに至るまでの道のりは決して平坦なものではなかったでしょう。なにせ、一度離婚を経験しているわけですから。
離婚を経験しているということは、結婚に向かう道程はマイナスからのスタートということです。そのハンデを乗り越えて再婚に至るということは、男性がそれだけ女性に惹かれたということなのでしょう。
再婚してもいいと思われるには、普段から良好な関係を築いていくしかない
この理由は日々育んできた関係が実を結んだ結果です。後から聞かれればそうだと分かるものの、男性自身も「再婚しよう」と考えた瞬間がどこであるか、いまいち分かっていないと考えられます。
結婚は自然に考えるもので、再婚もそれは同じです。再婚を急ぐ理由がないのであれば、男性の気持ちがあなたとの再婚に傾くのを、恋愛を楽しみながらゆっくりと待つと良いかもしれません。
もう二度と同じ失敗をしない自信があった
離婚の原因が明確に分かっている。こんな男性はそれを糧にすることで、再婚への自信を身に付けています。いわゆる、失敗をバネに、というやつですね。具体的な離婚の原因としては、
- 10代で結婚して家族より遊びを優先してしまった
- まともな定職につかず、お金が原因で離婚してしまった
- 家族より仕事や趣味を優先してしまった
自分の意識次第でどうとでもなるような理由で離婚してしまった人が、後々この時の過ちを反省し、「今度は大丈夫」と再婚に意気込みを覚えるようです。
これを再婚の理由にあげる場合は、比較的男性の方から再婚を希望してくるケースが多いでしょう。結婚というものに対して過度な不安や恐れはなく、むしろかつての失敗を取り戻そうという気概に溢れているわけですからね。
相手の女性が結婚に意欲的だった
バツイチの男性にとって、自分との再婚を希望してくる女性というものはある意味恐怖の対象であり、ある意味、自分を救ってくれるありがたい存在でもあります。
一般的に「離婚=失敗」として認識されていますので、男性はその時点で精神的に落ち込み、自分に自信を失くしてしまいます。その自信も時間の経過と共に徐々に回復してくるのですが、やがてかつての過ちを思い起こさせる存在が表れます。そうです、再婚を希望するあなたという女性です。
付き合うまでならまだ良かったでしょう。しかし、再婚ともなると話は別です。再婚の話が出た時、男性の心の内側にはこのような二つの感情が生まれたはずです。
- ネガティブ:「こんなバツイチの俺と再婚しても良いことないよ…」
- ポジティブ:「バツイチの俺と再婚してくれるなんて、なんて良い人なんだ」
どちらにしても、自分への評価は低いままです。失敗を経験しているがゆえ、こと結婚に関しては自信喪失の状態が、離婚直後からずっと続いているわけです。そんなネガティブな感情が、再婚への意志を妨げます。
しかし、男性の自信を回復させる方法が唯一あります。それは、あなたの言葉です。「私はそんなの気にしない」「あなたは素敵な男性、自信を持って」という慈愛と希望に満ちた言葉。
肯定して、だから結婚しても大丈夫という意識を与えて、それで再婚にまでこぎ付ける。再婚に不安な男性だからこそ、肯定的な言葉には弱く、「この女性となら大丈夫」と考えるのです。
重くならない程度に、「どれだけあなたとの再婚を望んでいるか」をアピールしましょう。情にほだされるというわけではありませんが、あなたの言葉や姿勢に引っ張られて、段々と男性もその気になっていくはずです。
妊娠して新しい命を授かった
きっかけといえばこれが最大級でしょう。子供ができたという事実は、不安や恐れを消し飛ばし、男性の重い腰を持ち上げさせるのには十分過ぎる力を秘めています。ある意味、荒療治とも言えます。
尊い命を手段として用いるのはあまり好みませんが、最後の一押しになるのは確かです。しかし、「子供ができた」とウソをついたりなどすると信用を一気に失う可能性がありますので、偶然その状況になったとかではない限り、この理由を利用するのは控えましょう。
バツイチ男性に再婚を考えてもらうために
男性は再婚に関する何を恐れているのか。まずはそれを話し合いましょう。話してみないと何も始まりません。
不安の内容は様々です。元妻との関係かもしれませんし、子供のことかもしれませんし、もしかすると、結婚というもの自体に関する不安がそこにはあるのかもしれません。関係が壊れるのが怖いから、再婚したくない、とか。
その中身が何にせよ、話し合ってみなければ改善案も浮かびませんし、なにより二人の関係が宙ぶらりんのままになってしまいます。中途半端な関係は最も危うい状態で、早急に自体の解決を目指さなければなりません。
男性はあなたとの再婚を望んでいないわけではなく、むしろ望んでいる
だからこそ、悩んでいるし、後ろ向きになってしまうのです。結婚を一度経験しているがゆえに、様々な状況がクリアに見えてしまい、そこにはびこるネガティブな要素やデメリットがありありと脳裏に浮かんでしまっているのです。それこそ、再びの離婚への道筋がイメージできてしまうくらいには。
なあなあの状態のままでは男性は再婚に踏み切りません。くちばしを深く突っ込み、膿を取り出しましょう。表面上の付き合いだけで再婚したって上手くいくことはありません。良い機会だと思って、とことん話し合ってみてください。
それが再婚に向かう最良の一手となり、ひいてはあなた方二人の最高の未来へと繋がるはずです。
バツイチ男性が再婚を決意した理由まとめ
男性が再婚を思い悩んでしまうのは、あなたを想うからこそです。しかし、だからといって引き下がることのできないあなたの想いも理解できます。想っているなら尚のこと再婚して欲しいですよね、当然。
感情的になっても何も良いことはありません。男性の不安を聞き出して、それを徐々に取り除いていきましょう。その過程でまた、二人の関係はより一層深まるはずです。
どうか、素敵な家庭を築いてください。