婚活サイトでは気のない人ともメールを続けるべきか?
婚活サイトには多様な人が存在し、中には価値観やフィーリングが自分といまいち合わないと感じてしまう人もいます。人間ですのでこれは仕方のないことです。しかし問題は、そういった人とどのように関わっていくかです。
この先関係が発展することはないであろう人ともメールを続けるべきか?それとも関係を断ってしまうべきか?今回はその点に関して詳細にお伝えしていきたいと思います。
気のない人にも社交辞令でメールを続ける意味
もし他にいい人がいなかったり、やり取りをしている人がいても、そちらもまたフィーリングが合っていない場合であれば、無理にでもメールを続けましょう。もちろん苦痛に感じるならその限りではありませんが、面倒くさい程度の感情ならば、低頻度でも良いのでやり取りは続けておいた方が得策です。
やり取りをしていれば相手の意外な一面が見られるかもしれない
一人の人間を知るには、多くの時間が必要です。ほんのわずかな時間の交流だけでは、相手の表層の表層、肌の薄皮一枚を理解できるかどうかのものです。
交流を続けていくうえで、その人に向ける感情が変化することは十分にあり得ますし、ふとした拍子に見えた意外な一面により、あなたの中に好意が芽生えることも可能性としては十分にあります。
「出会いのチャンスを逃さない」という観点からいけば、どんな相手でもやり取りは続けていくべきです。関係を断つということは、出会いのチャンスをみすみす手放すということ。婚活においてそれは致命的、後になって悔いても遅いのです。
他にいい人がいない ⇒ やり取りを続ける
他にいい人がいる ⇒ やり取りを断つ
基本的にはこういった考えで良いでしょう。変にえり好みをせず、「寄るものは拒まず」くらいの精神でいくのが、婚活成功の秘訣でもあります。
やり取り後に「この人違うな」と感じた場合の対処法
相手から申し込みがあり、挨拶からメールが始まったとします。その後、「この人なんか違うな」と思ってしまった時の対処法をご紹介します。
対処法は大きく分けて、「メールを続けた方が良いケース」と「お断りを入れた方が良いケース」の2つです。どういった状況がそれぞれのケースに当てはまるのかを、具体的に観ていきましょう。
社交辞令でメールを続けた方が良いケース
まずは社交辞令でも良いのでメールを続けた方が良いケースです。
- 他にいい人がいない時
- 知り合ってまだ日が浅い時
- メールの頻度が自分とは合わない時
- 相手から積極的にメールが届く時
上で触れましたが、婚活は基本的に出会いの数がものを言いますので、よほどの事情がない限り、メールは続けた方が良いと言えます。よほどの事情とは、嫌悪や忌避を感じるなどの、感情的な問題を指します。
例えば上記に示した「メールの頻度が自分とは合わない」、これは感情的な問題ではありません。思うように会話ができなくてイライラはするでしょうが、それは相手の行為に対するものであって、相手そのものに対する感情ではないですよね。
もしかしたら相手はたまたま忙しいだけかもしれません。その内、きちんとまとまった会話ができる機会が訪れないとも限りません。感情以外の理由でやり取りを断とうとするのは非常にもったいないことです。それならばキープという形にしておいた方が可能性を残すことができます。
第一印象は大切ですが、それだけで決めてしまうと残る人はほんのわずかにしかなりません。初めに感じた印象は、その後の関係によってしばしば変化するものです。「ちょっと合わなそうかな?」くらいの気持ちであれば、メールは続けましょう。その気持ちは、容易に変化し得るものです。
お断りメールを送った方が良いケース
続いてはお断りメールを送った方が良いケースです。
- 既にいい感じの人がいる
- 感情的・生理的に嫌悪を感じる
- 結婚に求めるもの(価値観)がまるで違う
既にいい人がいるなら、あえて新しい人と交流を持つ必要はありません。上手くいかなかった時の保険としてキープするならまた別ですが、それは相手に対して希望を持たせることになるのであまりおすすめはできません。
また、「メールするのが面倒くさい」ではなく、「メールで会話もしたくない」という気持ちを抱いてしまったら、すぐにやり取りを断ちましょう。感情的な問題を解消するには長い時間がかかり、そんなことをするくらいなら他の相手を見つけた方が得策です。
やり取りをしている中で互いの結婚観が垣間見えることもあるかもしれませんが、それがあまりに自分とかけ離れているようであれば、素直にお断りメールを入れましょう。価値観の合致は非常に重要な要素、それなくして円満な家庭は望めません。
最期に、お断りの方法に関してですが、
絶対にメールではっきりお断りの言葉を伝えましょう
フェードアウトは相手に一縷の希望を持たせる方法で、非常に残酷な断り方です。何も言わぬが花というのは優しさではありません。はっきり断りの言葉を聞いて初めて、相手も前に進めるのです。
辛いとは思いますが、もうダメだと思ったら、理由と、相手への激励も添えてメールを送りましょう。相手側も納得して初めて、別れは成立します。
婚活サイトでは気のない人ともメールを続けるべきかまとめ
メールが届くということは、あなたに興味を持ってくれている人がそれだけサイト内にいるということです。これほど喜ばしいことはありません。出会いのチャンスがたくさん巡ってきているということでもあるのですから。
メール相手がいる内が勝負時です。婚活に慣れるうちに段々とマンネリ化してきて、気付けばメールを返してくれる相手を探すことに注力するようになってしまいます。一つ一つの出会いを尊び、楽しみましょう。かけがえのないパートナーは、そんな営みの中で見つかるものです。