結婚を諦める年齢からの大逆転!結婚できたエピソードまとめ
長引けば長引くほど焦り、精神的に落ち込んでいく、それが婚活です。ゴールがどこにも見当たらず、「もう止めてしまおうか…」と途上にてドロップアウトを決意する方も珍しくはありません。
しかし、中には諦める直前で運命の出会いを果たした方もいらっしゃいます。今回はそんなエピソードをいくつかご覧頂き、ぜひともあなたに婚活を続ける活力をみなぎらせて頂きたいと思います。
1. 婚活疲れ気味の女性が文字通り「最後のチャンス」を掴んで…
まず初めは、もはやテンプレートそのままの大逆転劇をご覧頂きます。
知り合いの女性がまさに「諦めていたのに結婚」しました。女性はそれまで何年も婚活を頑張っていて、あらゆるお見合いやパーティ―に参加してたそうです。
でも全然成果がなくて疲れてしまい、もうあきらめようと思ったそうです。ネットの結婚相談所も退会の手続きをするつもりで見てたところ、あるプロフィールが目にとまったそうです。
「どうせもうやめるんだから、最後にこの人に会ってからやめよう」と思い、気軽に申し込んだそうです。(本当にあきらめの気持ちでいたから顔写真も見てないと言ってました)
そして初めて顔を合わせてから、半年で結婚。
あきらめるって言葉は悪いけど、きっと「結婚してやる!」って気迫がなくて、自然体で余裕のある感じが周りに伝わるんでしょうね。
(引用元:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/0512/591983.htm)
文字通りの「最後のチャンス」を掴んだケースです。知り合いの女性の経験談という伝聞形式ではありますが、その時の絶望感であったり、将来への不安がひしひしと伝わってきます。
しかし、これは決して珍しいケースではありません。彼女は数々の失敗を経て、おそらく自身の結婚観や、相手に求めるもの、いわゆる「婚活を失敗に導く要因」を見つめ直すきっかけを手に入れ、それが最後の最後で功を奏したのです。
初めから最後まで、婚活に対して一貫したスタンスを取れる人はいません。夢や希望に溢れていたスタンスは、婚活を通して、より現実的、効率的な形へと、徐々に変化していくのです。
人をはそれを「妥協」と呼ぶのでしょう。でも理想から現実に視線がシフトするのは悪いことではありません。ここで学ぶべきことは、
婚活での失敗を放置せず、きちんと理由を考えて次の出会いに活かす
反省なき成功はありません。数ある失敗があるからこそ、その先に成功が見えるのです。何度も諦めかけたあなたは多くの失敗を経験しているはず。それは、その分あなたが成功に近づいていることを指し示します。
2.恋愛を諦めかけていた女性に訪れた偶然の出会い
続いては婚活ではありませんが、精神的な問題から恋愛や結婚を諦めかけていた女性のエピソードです。
なかなか男性を好きになることが出来ず、頑張って好みの男性とデートしてもそれ以上仲を深めたくない…と拒絶してしまい、殆ど恋愛経験がないまま20代半ばになりました。そんな時にたまたま高校時代の同級生と再会しお友達として交際をスタートさせ、三年半の海外遠距離恋愛を経て結婚しました。
年齢的にはまだまだ余裕があったのかもしれませんが、心理的に恋愛や結婚を諦めかけていたので旦那さんに巡り会えたことに本当に感謝しています。
(引用元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1497250219)
これが参考になるかどうかは、正直分かりません。体験者の年は若いですし、婚活をしているわけでもない。でもこのエピソードからは、「二人は出会うべくして出会った」というまるでおとぎ話のような雰囲気が漂っています。
婚活でも同じことが起こり得ます。これまでどんな異性と知り合ってもしっくりこなかったのに、ある時出会った異性は、会話をする前からなんだか息が合うような気がして、といった具合に。
あなたの婚活が上手くいかないのは、まだ出会えていないからです。出会うべくして出会う、そんな相手に。その人と出会えるのは明日かもしれないし、来週かもしれない、もしかするともう、どこかで顔を合わせている可能性だってあります。
婚活は諦めの気持ちを抱いてからが勝負。「あの時諦めなくて本当に良かった」と思える日が、必ずやってきます。運命の出会いはすぐそこまで迫ってきているはずです。
3. 失恋を引きずる女性が巡り会った運命の出会い
3つ目のエピソードは、失恋を引きずり、こじらせて、それでも運命の出会いから結婚を果たした女性の話です。
職場の同僚に告白して撃沈。その後2年は引きずっていました。周りが結婚ラッシュだった事も手伝って不安になり、焦ってしまい、また失恋の傷を恋愛で癒そうとしました。
友人がいろいろセッティングしてくれて数名の方と会いました。そのうち何人かは私に好意を寄せてくれましたが振られた彼の事を考え、比較してしまいモヤモヤしたままお付き合いすることに罪悪感を感じ、結局私から身を引くと言う有様です。友人には本当、申し訳ない事したなと思います。
でも「もういいや、一人で生きていくのもいいかも」と思うようになり、仕事に没頭する日々の中、職場の先輩に誘われていった飲み会で今の主人と出会いました。
振られた彼とはどうに努力しても実らなかったのに、その人とは信じられないくらいトントン拍子に話が進み、出会って1年2カ月、付き合い始めて1年後に入籍、結婚しました。
(引用元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1449063664)
諦めの気持ちを抱くことと、心を解放することは似ています。心を縛り付ける厄介な縄から解き放たれ、自由に人生を歩きはじめる。上の彼女の場合のそれは失恋で、あなたの場合は、婚活です。
例えば大きな夢を追っていて、でも叶わなくて、ある時それをきっぱりと諦めたら、心に隙間が生まれるような感覚を覚えます。初めはその感覚は快感なんですけど、いつしかそれは虚無感に変化してしまいます。
婚活においてその虚無感は非常に重要です。それは視野が広がり、何者をも受け入れられるだけの大きな心を備えているのと同義なのですから。
婚活を諦めることは、視野を広く持つことに繋がる
婚活に必死になり過ぎると、どうしても視野が狭くなってしまいます。だから一つでも自分の条件に満たないと途端に興味を失くしてしまうのです。せっかくの出会いも、これでは無駄にしかなりません。あなたの理想通りの異性なんて、この世のどこにもいないのですから。
一度婚活を諦めれば、条件の裾野が広がります。裾野が広がれば、自然に出会いも多くなることでしょう。今まで見向きもしなかった男性の良い部分が見えるようになり、理想にこだわることをしなくなります。
必死に婚活にしがみつかず、一度手を離してみましょう。そうすれば視野が広くなり、これまで見えなかったものが、見えるようになります。ほんの少し距離を置くだけでも、効果はあります。そうしてクリアな視界を手に入れたら、また婚活を再開しましょう。今度こそ、良い出会いが見つかるはずです。
4. 子供の欲しい39歳の男性が婚活を諦めたその矢先に…
最後は婚活に嫌気が差してしまい、諦めてしまった39歳男性のエピソードです。
37歳になって子供が欲しいと望み、結婚情報サービスを利用した婚活を始めました。
ところが、婚活では結婚できそうな感じは有りませんでした。出産に問題なさそうな33歳くらいまでの女性は、やっぱり婚活では人気が高くて中々会えないのですよね。37歳位までの女性とも会いましたが、そんな年齢の女性でも、なんか自分の要求ばかり前面に出してくる感じで。
39歳になってもう結婚は無理かと思いましたが、たまたま職場に派遣されてきた当時29歳の女性と一緒に仕事して、玉砕覚悟で交際を申し込んで受けてもらえて、無事ゴールインしました。この春、第一子が生まれる予定で、幸せを身に沁みて感じています。
(引用元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14125050329)
婚活の現実が感じ取れるエピソードです。実際、条件ばかりを前面に出す女性は非常に多く、この男性が嫌気を覚えるのも無理はありません。婚活が上手くいかない女性もこれを見て、自分が男性に嫌われる女性になってはいないか、振り返ってみてください。
このエピソードに登場する男性は婚活を諦め、別の場所で出会った女性と結婚をします。なるほど、確かに婚活は関係ありません。しかし、このエピソードは非常に重要なことを示唆してくれています。
出会いのきっかけは婚活にだけ転がっているわけではない
分かっているとは思いますが、実際これを忘れている人は多いのです。婚活をしていると、なぜだか「婚活にしか出会いはない」と思い込んでしまう人が多くなってしまい、せっかくそれ以外の出会いが運良く転がってきても、それに全く気付けなくなってしまうのです。
婚活は確かに出会いの場ですが、別に他の場所で良い出会いがあれば、そちらに移ってしまっても構いませんし、むしろ本来はそれを中心に考えるべきなのです。現実に出会いがないから婚活をしているのですから、現実に出会いが訪れれば、そちらを優先するのは自明と言えます。
婚活以外でも、出会いがないかをきちんとチェックしておく
婚活に頼り切らず、偶然の出会いもそれとなく意識しておきましょう。結婚は何も婚活を経由してでしかできないものではありません。視野を広く持ち、出会いのきっかけを少しでも多く見出すことが、結婚までの最短ルートを歩む上で大切なこととなります。
結婚を諦めていた人が結婚できた理由の共通点
なぜ結婚を諦めていた人がその後、無事に結婚することができたのか?彼、彼女たちにはこんな共通点があります。
もうダメだと思いながらも、決して結婚を諦めることはなかった
矛盾しているようですが、実際そうなのです。諦めているとは言いながらも、心の中では未だ結婚への欲求を燃やしていた。もしかすると、中にはそのくすぶる心に気付いていなかった人もいるかもしれません。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」とは、某有名バスケ漫画の名セリフですが、バスケにあって、婚活にはない、大切なものが一つあります。それは時間です。バスケには制限時間がありますが、婚活にはありません。
婚活は、結婚を望む全ての人に門戸を開いています。そこに時間の制約はなく、下限はありますが、年齢の上限もないも同然です。諦めたら終わる、諦めなくてもいつかは終わる。バスケはそうですが、婚活は違います。
婚活は、諦めたら終わる、諦めなかったら終わることはない
諦めずに唯一終わりを迎えられるのは、結婚をした時のみです。どうせ婚活を終えるなら、幸せな終え方を目指しましょう。
結婚できたエピソードまとめ
婚活は自分のペースで行うことができます。諦めてしまおうと考えるくらいに追い詰められているのなら、一度婚活を休むことも視野に入れましょう。誰かに強制されているわけではないのですから、マイペースに進んでいけば良いのです。
諦めるか、結婚するか。婚活の終わり方は二つに一つ。あなたが幸せな結末を迎えられることを願っています。