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結婚相手の選び方は?譲ってはいけない条件と妥協点

結婚相手を選ぶのは非常に難しい。これから先、長く続いていく人生を共に歩んでいけるかどうかを判断しなければならないのですからね。恋人として付き合うのとは、文字通り次元の違う話です。

誰しもそうですが、経験のなさが、不安にさらに拍車をかけます。結婚に大切なことは、結婚でしか知ることができません。しかし、経験はできなくとも、知識を得ることはできます。先人たちの、結婚に関するノウハウ。

今回はその貴重なノウハウ、結婚相手を選ぶ際に譲ってはいけない条件と、妥協するべき点をお伝えします。

何を基準に結婚相手を選ぶべきなのか?

まず初めに、結婚を考えるための最低限の基準をご紹介します。これがダメなら結婚してはいけないということではありませんが、どれも円満な結婚生活には不可欠な要素となります。

生活に困らないだけの収入

お金は何物にも代えがたい、重要な要素です。俗っぽい考え方ですが、安定した収入があってこその円満な結婚生活、やはり幸せな家庭を夢見るのであれば、最低限の収入は基準として入れておくべきでしょう。

「高収入の男性じゃなきゃダメ」と同じくらい、「収入は関係ない」という主張は、結婚においてナンセンスです。感覚的な基準ももちろん必要ですが、それを支えられるだけの、実際的な基準も必要不可欠となります。

価値観

一般に「凸凹コンビは互いに組み合わさるから相性が良い」と言われていますが、結婚において価値観の相違は致命的です。噛み合わない生活が日常的になれば、ストレスも溜まりますし、そうなるとケンカも多くなります。

結婚相手には自分に似たような男性を選ぶと良い

考え方が似ていれば自然と顔を向ける方向も似てきますし、結婚生活を二人三脚に例えるのなら、次第に声を出さずとも、どちらからともなく歩調を合わせて前に進んでいけるようになります。まさに夫婦の理想形です。

刺激を求めて自分とは異なる価値観を持つ人を探そうとはせず、安定、安心を第一に考えましょう。価値観とはすなわち親近感、無意識のうちにでもそれを感じ取れる相手は、あなたにピッタリな男性と言えます。

自分らしくいられるか

収入よりも価値観よりも、これが最も重要であるかもしれません。その人の隣で、何の気を遣うこともなく、素の自分でいる姿を想像できるか。できたら、きっとその男性はあなたの結婚相手に適した存在のはずです。

相手の男性に気を遣ってしまい、自分の意見が言えないのは対等な存在とは言えない

すなわちそれは、自分らしくいられていないということです。場面ごとに気を遣う必要は出てきます。それは確かにそうなのですが、日常的にそんな状況になっているとなると、結婚してからもそれは続いていくことになります。

自分らしくいられない人生は息が詰まります。ストレスが溜まります。いずれ何のために結婚したのかも分からなくなる時がくるでしょう。そうなってからでは遅いのです。

強引に意識を結婚に向けるのは止めましょう。自分らしくいられない結婚生活ほど不幸な物はありません。いつでも自然体でいられ、何かを意識する必要もない。人生を共にするのですから、これくらいの気安さがなくてはなりません。

結婚するにあたって譲ってはいけない条件

結婚する際、絶対に譲ってはいけないものがあります。一度譲ってしまうと、今後長期間、あるいは一生に渡って、あなたは苦しむことになります。これから紹介する点に関しては、一切の妥協を挟まず、厳しい目で判断することをオススメします。

お金にルーズでギャンブルもする

残念ながらこの手の浪費癖は治りません。お金があればあるだけギャンブルに費やし、そのうち生きていく上で絶対に手を付けてはいけない生活費などもギャンブルに注ぎ込むことになります。

「家庭を持てば収まる」は通用しません。そんな生易しいものではないのです。お金に関してだらしない男性は、他の点でもだらしないことが多い。総じて結婚に不向きな性格ですので、そういった男性とは縁を持たないようにしましょう。

一人暮らしなのに家事をしない

一人暮らしをしているのに、一切家事をしない。果たしてその部屋はどうなっているのでしょうか。実家ならまだ分かりますが、その男性一人しか住んでいないとなると、軽くめまいがしそうですね。

家事をせざるを得ない状況に身を置いているにも関わらずしないというのは、性格に難ありと言えます。面倒くさがり、低い自立心、自分さえ良ければそれで良いという自己中心的な感覚。これらが男性の中には渦巻いています。

結婚すれば、家事の大半はあなたがすることになるでしょう。まるで、家政婦のように。自分のこともまともに世話できない男性に未来はありません。あなたが世話焼きだとしても、それが楽しいのは今だけ、結婚すれば、「どうしてこんな人と…」と後悔することになります。

モラハラ・DVの傾向がある

言葉でも身体的でも、暴力はいけません。好き好んでこのような男性と結婚したいと考える女性はいないでしょう。自ら不幸になりにいくようなものですからね。

しかし、暴力の気がある男性は外面が良かったりして、いまいち判別しにくい存在でもあります。そこで、モラハラ・DV男性の特徴をいくつかご紹介しておきます。

  • 運転が荒っぽい
  • 気が短い
  • すぐに物に当たる
  • 批判的な意見ばかり口にする

これらの傾向がある男性は黄色信号です。もちろん全員が全員そうではありませんが、あなたに危害を加える可能性は残念ながら否定しきれません。「この人は大丈夫」だと思って結婚したら態度が一変、なんてことも十分にあり得ます。

少しでも危険を感じたら、距離を置くようにしましょう。危険を伝えるその本能は、おそらく合っています。モラハラやDVは結婚して収まる類のものではなく、むしろエスカレートしていくものです。関係が浅い内に、別れるか連絡を絶つかした方が良いでしょう。

浮気癖が直らず夜遊びをする

ギャンブルと同じく、手癖の悪さも治りません。それはもうその人の性格そのものが問題なので、「結婚して落ち着く」ということはほとんどの場合、あり得ません。落ち着いたとしても、それは一過性のものでしかありません。

浮気や夜遊びを頻繁にする男性と結婚すると、分かっているとは思いますが非常に苦労します。家庭を顧みないのといっしょですからね。いずれ夫婦仲が冷めきってしまうのは火を見るよりも明らかと言えます。

男性を矯正しようと思わず、おとなしく引き下がりましょう。あえて不幸になることはありません。世の中には浮気なんて考えない、一途で誠実な男性がたくさんいます。幸せな家庭を望むのなら、そういった男性と縁を持った方がよほど確実です。

妥協しないと婚期を逃してしまいそうな条件

一見重要そうな事柄でも、いざ結婚してみると「さほど重要でもなかったな」と思うことはたくさんあります。妥協とはつまり、レベルを下げることではなく、将来的に気にならなくなる点を事前に把握しておくことを指すのです。

条件を絞り込めば込むほど、該当する男性が減っていくのは自明。躍起になって婚期を逃してしまう前に、必要最低限の妥協を今のうちに覚えておきましょう。

顔、体形などの容姿

イケメンで、スタイルも良くて…。容姿に関してあれこれと注文をつけたくなるのは分かりますが、はっきり言います、

いくら容姿が優れていても、結婚して数ヶ月で慣れて、飽きる

数十年続くであろう長い結婚生活の中の、ほんの初めの数ヶ月を幸せに過ごしたいがあまり、条件を絞りに絞って、外見はいまいちだけど内面の素晴らしい男性との縁を無下にするのは、非常にもったいないことです。

実際、結婚してしばらく経てば分かりますが、イケメンかどうかなんて、そのうちどうでもよくなります。優れた容姿やスタイルが結婚生活に良い影響を与えるかと言えばそうでもないですし、反対に浮気の心配などのマイナスの影響を与えてしまうことがしばしばあります。

どうせ慣れてしまうのですから、自分との相性や内面を優先的に考えましょう。外見と内面が完璧に整っている男性はほとんどいませんが、外見が微妙でも内面は最高という男性は、あなたが気付けていないだけで、実は多くいらっしゃいます。

外見にこだわる人ほど、婚期は遅れます。婚期が遅れれば、当然良い男性は次々に結婚していきます。まさに悪循環。最後に残るのは、外見が微妙で、中身も微妙という、なんとも評価に困る男性ばかりとなります。

玉の輿を望むレベルの収入

高収入の男性と結婚できれば、そりゃ人生は安泰になりますし、セレブな生活も送ることができるでしょう。それを夢見てしまうのは、仕方のない部分もあると思います。

しかし、そもそもそんなお金持ちとは普通に出会えませんし、そんな高収入の男性なんて、かなり早い段階から他の女性が目を付けていて、早々に結婚してしまっています。お金というのは、どんな女性から見ても魅力的ですからね。

また、お金のある男性は目も肥えているため、たとえ運良く結婚していない男性がいたとしても、よほどの女性でない限り、相手にはしてもらえないでしょう。

収入を重視する女性ほど、男性が嫌う存在はない

収入が多ければ多いほど女性の目の輝きが増していくのと反比例するように、男性の心は冷めていきます。あなたが高収入の男性を手に入れようと躍起になるほど、その男性はドン引きして距離を置きます。

結婚において収入は重要ですが、あまりにそれを重視し過ぎると、あなたの周りから男性はいなくなります。お金にしがみつく女性ほど、醜いものはありません。少なくとも、世の男性はそう考えています。

理解できないレベルの趣味

趣味は人それぞれです。あなたには理解できないものでも、その人にとってはとても大切な、生き甲斐とさえ呼べるものかもしれません。頭ごなしにそれを否定することは、誰にもできません。

結婚するということは、相手のことを受け入れるということ

理解できないからといって排除するのは、あまりに器が小さすぎますし、それでは独裁そのものです。自分の理解の範疇に存在がすっぽり収まる男性なんてどこにもいませんし、万が一いたとしても、その人があなたと結ばれることはないでしょう。理解できないからといって人の趣味を否定するような女性に好意を抱く人はいませんからね。

とはいえ、あまりにお金の掛かりすぎる趣味を持っていたりしたら、それは考えものです。そのせいで生活がひっ迫するようなことでもあれば、元も子もありませんからね。

男性と女性は根本的に違います。お互い理解できない部分はあるでしょう。しかしそれはそれとして受け入れることが重要です。理解できなくても良いし、しようとしなくても構いません。ただあるがままを受け入れましょう。

結婚とは

誰が言ったかは不明ですが、結婚に関してこんな言葉があります。

結婚相手は「どれだけ許せるか」で選ぶこと。
決して、「どれだけ愛せるか」で選んではならない。

愛はキレイですが、その分壊れやすいものです。愛情だけで成り立つ夫婦は確かに幸せに見えるでしょうが、その実、二人の関係は非常にもろく、一度ひびが入れば、それが元に戻ることはありません。崩れれば、やり直すことはできません。

入ったひびを修繕し、その度に強くなっていく。それが結婚というものです。ケンカして、離れて、泣いて。でも最後には自然に、以前よりもずっと強い絆で結ばれた関係になっている。それが結婚というものです。

愛情を当たり前に感じ、その愛情を当たり前に差し出すことができる。それが「許す」という行為に繋がります。過ちのない、問題の起こらない、そんな結婚はありません。

何が起きても「許したい」と思える、そんな相手をどうか見つけてください。

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