一見出会いやすいと思われている出会い系ですが、文章でのやり取りが前提となっている為、メールやLINEで男性と会話するのが得意でない女性は、出会いを求めていながらサイトに対して苦手意識を持ってしまいがちです。

とはいえ、出会いを見つける為に苦手なものを無理やり好きになる必要はありません。男性が喜ぶ文面を作るには、ほんの少しツボを押さえるだけで良いのです。男性との会話が弾みやすくなるテクニックを覚えて、素敵な出会いを手に入れましょう。

男性が喜ぶＬＩＮＥ・メールのテクニック

男は非常に単純です。現実世界でもそうですが、文字の上であれば、その単純さには尚のこと拍車がかかります。褒め言葉はそのまま額面通りに受け止めますし、感情の機微は全て絵文字や顔文字が表現していると信じ切っています。

どうせならその単純さを利用しましょう。文章で男性を喜ばせるには、相手の望むリアクションを返す、たったそれだけで良いのです。男性が好む反応パターンは大きく分けて4つ。片手間で覚えられる上に、寝転んでいても実行できるものばかりとなっています。

少々オーバーリアクションで丁度いい

自分が想像しているよりも、少し多めに感情を盛りましょう。「嬉しい」というよりも「嬉しい！」と相手が感じてしまうくらいに。オーバーリアクションは男性のテンションを上げる最も簡単なテクニックです。

そもそも文章は感情が伝わり辛いものです。現実世界でオーバーリアクションをするとくどく感じてしまいますが、文面ではそれくらいが丁度良く、男性は「この子むっちゃ楽しんでる！」と考えてくれます。

絵文字や顔文字で感情をうるさいくらいに伝えると男性は喜ぶ

ちなみにですが、ポジティブな感情だけですよ、オーバーリアクションして良いのは。怒りや悲しみも最大限に表現してしまうと、それもまた感情豊かに相手に伝わってしまいます。男性は必要以上にネガティブな女性を避ける傾向がありますので注意しましょう。

絵文字のハートマークを使う

効果がありそうでない、でも実際はかなり効果がある、それがハートマークの絵文字です。男性自身は「そんなのは特に意識しません」と言ったりしますが、内心では結構嬉しがっています。

ハートマークは非常に万能です。どんな文章だったとしても、語尾にハートが付けば、その文面はたちまち華やかになり、相手への愛情があるように見えます。

とはいえ、あまり多用し過ぎるとありがたみが薄れるので、1回のやり取りの中で数回だけ使いましょう。愛情ダダ漏れよりも、チラリと見える方が男は興味をそそられてしまうものです。

気になっている素振りを見せる

いわゆる、思わせぶりな態度というやつですね。現実世界でやると少々あざとい感じが否めませんが、メールやLINEでやるとそのあざとさが良い具合に緩和されて、結構な効果を発揮します。

• 軽めの嫉妬
• もう少し話していたいアピール

代表的なのがこの2つです。他の女性の話が出たらほんの少し嫉妬してみたり、やり取りが終わりそうな時に「もう少し話したい」とちょっと甘えてみたり、男性からしてみればこの仕草は「あれ、この子もしかして…？」となるものです。

あからさまな好意よりも、言葉の端々から見え隠れする好意の方を男性は好みます。いじらしい態度は男性ウケが非常に良いですからね。

恋愛の探りを入れてみて、彼女がいないと分かったら「そっか、良かったあ」と言ってみるなど、さながら香水の残り香のごとく、言葉のそこかしこに好意を匂わせましょう。いずれ男性にもその香りは移ります。

「おはよう・おやすみ」のメッセージ

ほんの一言ですけど、おはようとおやすみには大きな効果があります。1日の始まりと終わりに女性から声をかけられることほど男性にとって幸せなことはありませんからね。

日々の生活が忙しく、やり取りがなかなかできない時でもあいさつだけは欠かさずにしておくと、繋がりを保つことができます。おはようは「忙しいだろうけどちゃんと待ってるよ」の意に、おやすみは「今日もお疲れさま、落ち着いたらまた話そうね」の意味に、男性の中では変換されるのです。

実際にそんな意味を込める必要はありません。あいさつをしていれば、男性は勝手にそういった意味に受け取ってくれるということです。継続は力、地道な作業はいつか実を結ぶでしょう。

正直あまり男性が喜ばないＮＧネタと話題は？

男性は単純ですが、女性のやることなすこと全てを肯定するわけではありません。中にはあまり好ましく思わない、あるいは完全に嫌っている言動もあります。

万が一にも地雷を踏まないよう、男性が喜ばない話題を一通りおさらいしておきましょう。

女性の美容・ファッションの話

女性の美容やファッションの話をされても、男性は何が何だか分かりませんし、何が何だか分からないことを話されるのを、男性は非常に嫌います。

もし相手の男性に「私はこれだけ自分磨きをしているんだよ」と気づいて欲しいという意図があるのであれば、残念ながらそれはまるきり逆効果です。自分磨きそのものを自慢するような女性は、自己顕示欲の強い女性と見なされ、関係を切られてしまいます。

全く共有できない話題ほど扱いに困るものはありません。美容やファッションの話題は女性同士で話している時にだけ持ち出しましょう。

元彼や他の男性の話

自分の立場に置き換えて考えてみてください。出会い系で知り合った男性が元カノや他の女性の話ばかりする、嫌ではありませんか？常識がないのかなとは思いませんか？

相手は友達ではなく、これから出会いに発展するかどうかの途上にいる男性です。それを考えれば、おのずと自らの男性遍歴を晒す真似はできませんし、他の男性の話を持ち出せば相手がどう感じるか分かるはずです。

出会い系で他の男性と会ったことがある話

他の男性と会ったことがある＝遊び人。短絡的な考え方ですが、男性がこう考えても何らおかしくはありません。それだけ男性にとって「出会い系でどれくらいの人と会ってきたのか」は重要なのです。

処女信仰ではあるまいし、男性ももちろん自分が出会い系で知り合った初めての相手だという考えは持ち合わせていません。しかし、それと女性が出会い系の男と会ったことが話をするのとは別です。

事実はどうあれ、出会い系慣れしていない女性を演じることは非常に重要です。男性にとってそれは、何にも代わるメリットなのです。向こうから話題を振られても、「会ったことない」の答えを貫きましょう。

女性からファーストメールを送る時のポイント

女性からファーストメールを送る時には、いくつかのポイントを意識しておく必要があります。具体的な例としては、

• 絵文字や顔文字を使って明るい文面を心掛ける
• 語調は話しやすい砕けた敬語
• 適度な改行で読みやすく
• 疑問文を最低1つは入れておいて返事を返しやすくする
• 最初と最後の挨拶を忘れない

代表的なポイントはこれくらいです。少し多く思えますが、慣れれば自然にこのポイントに沿った文章が作成できるようになります。

他にもいくつかポイントがありますが、それは以下で例文と共に紹介しましょう。文章の書き方以外にも注意しておきたい点がありますので。それではご説明していきます。

相手の名前を意識的に呼ぶ

相手の名前を文章に意識的に入れることで、「私はあなたに話しかけているんですよ」という感覚を相手に与えることができ、返信率がアップします。

メールの中に相手の名前を3回入れてみました。これだけで男性は女性のことを意識します。ハンドルネームであれ何であれ、名前はその人の存在を表すもので、名前を呼ぶことでその人に近づくことができ、親近感を与えることができます。

無理に入れるとチグハグになってしまいますが、最初から名前を入れることを想定しておくと、さほど無理のない文章を構成することができるようになります。

メールを送った理由をきちんと明示する

メールを送る理由、それはずばりメールアドレス回収業者対策です。出会い系にはアドレスを集めたり、他サイトに誘導したりする悪質な業者が存在しており、運営とのイタチごっこを日々繰り広げています。

男性はその存在をもちろん知っています。そして彼らはその対策として、ある1つの前提というか教訓を胸に刻んでいるのです。

女性からメールが届いたら、それは業者だと思え

女性にとってこれは非常に都合が悪い。プラマイゼロならまだしも、メールを送った時点でマイナスのスタートになってしまうのですから。しかし、その疑念を取り払うことは可能です。メールを送った理由を、丁寧に説明してあげれば良いのです。

きちんと掲示板への書き込み内容を文面に絡めた上で、理由を説明してあります。ここまですれば、男性もあなたが業者でないと分かってくれるはずです。

業者は基本的に機械作業でメールを作成しており、その大半はコピペメールです。実際にどこを見て、どのように感じ、どうしてメールを送ったかを書けば、コピペメールの疑念は容易に晴れます。

面倒ですが、女性からのファーストメールにはこのようなハードルもあるのです。知らないままでいるよりも、知っておいた方が今後の出会いに役立つと思い、ここに記させて頂きました。

男が喜ぶLINE・メール内容まとめ

知り合って間もない時はテクニック云々よりも、返しやすい内容を送ることを心掛けましょう。男性に最低限の好意を持ってもらうには、やり取りを続けていくことが重要です。

相手の男性を楽しませるのも重要ですが、自分がやり取りを楽しむのも忘れてはいけません。男性が喜ぶ文章を追求するあまり、それが目的となっては本末転倒です。あなたの目的は男性と出会うこと。それを忘れてはいけませんよ。