出会い系のベテラン勢が嫌われてしまう理由
出会い系サイトできちんと異性に会えている。これは確かに良いことです。良いことなのですが、そのままの調子でいくと、もしかするとそのうち出会いの頻度や質に陰りが出てしまうかもしれません。
何を隠そう、出会い系においてあなたが最も危惧すべきは業者でも冷やかしでもなく、『出会い系で会うことに慣れてしまうこと』です。なぜ出会い系のベテラン勢は好意的に見られないのか？その理由をご説明します。
出会い系に慣れている＝遊び慣れていると思われる
頻繁に異性と遊んでいる人と、あなたは仲良くなりたいと思いますか？思いませんよね。このご時世、身持ちが軽い人というのは、それだけで嫌悪の感情を抱かれてしまいますので。
しかし、中にはそんなこと気にしないと考える人もいるかもしれません。出会い系ですからね、出会えればそれで良いし、異性と自由に遊べなかったら出会い系を使っている意味がないという方も少なくはないでしょう。では言い方を変えてみましょう。
あなたとのやり取りの裏で、相手が他の異性とやり取りしていたらどう思いますか？
なんだか嫌な気分になりますよね。会う会わない以前に、自分の存在を蔑ろにされたような気になってしまいます。出会い系に慣れてしまうということは、相手をしばしばこの状態にしてしまうことを意味します。
現実世界において「遊び人」が嫌われるように、出会い系サイトでも「異性に粉をかけまくる人」は敬遠される傾向にあります。どんな出会いであれ、出会い系に登録している人は漏れなく、
自分とだけ話して、自分だけを見て欲しい
と思っています。遊び慣れているということはこの欲求に反するものであり、期待を裏切る行為とも言えます。経験値の高さは、異性関係においてプラスに働くとは限らない。ぜひ覚えておいてください。
初心者を装うことで得られるメリット
出会い系慣れしていることをアピールするよりも、初心者であることを装った方が得られるメリットは非常に多くなります。それらのメリットは、出会いの質や量の向上に直接繋がるものとなるはずです。
以下ではそのメリットを3つご説明させて頂きます。
新鮮味をアピールすることができる
出会い系を始めたての頃を思い出してみてください。あの頃は、見知らぬ異性とやり取りができるだけで嬉しかったですよね。その気持ちはあなたのモチベーション向上に繋がったはずですし、またその裏で、相手との関係を深めるのにも一役買っていました。
見知らぬ異性とやり取りできるのが楽しくて楽しくて仕方ない
この気持ちは非常に重要です。出会いを求める楽しさや嬉しさはそのまま相手に伝わります。テクニックや駆け引きなど関係ない、純粋にぶつけられる感情というのは、それだけで強く相手に響くものです。
あなたと話せて嬉しい。剥き出しの感情を向けられて嫌な気分になる人はいません。「慣れ」というのは、こういった感情をすり減らして、フラットにする行為に他なりません。モチベーションはあるでしょうが、そこに当初のような熱はもはやないでしょう。
犬がしっぽを振るような感情の表現は初心者にしかできません。しかし、それこそが初心者の強みでもあります。機械的なやり取り、アピールは一旦取り止めて、初心に帰ってみましょう。新たな出会いが発見できるはずです。
『慣れてないから』という便利な言い訳が使える
『慣れてないから』というのは非常に便利な言葉です。どんな失敗も行為も、この言葉1つで賄えてしまいます。例えばメールの返信が遅れてしまった時、
「すみません、メールの通知設定が上手くできていなかったみたいで…」
慣れてないですね。メールの通知設定が思った通りにできていなかっというのは、初心者あるあるの1つです。しかし、だからこそ相手はそれに寛容な姿勢を示してくれます。新入社員の失敗が大目に見られるように、出会い系初心者のそれも「仕方ないなあ」の一言で済ませられます。
メールを返していないのに、ついさっき相手がログインしていたのを見かけた。慣れている人であれば、これは「他にやり取りしている人がいるな」という当たりをつけることができますが、初心者を装っていれば、この場面でも、
「いまいち慣れないので色々な場所に入ってみてました」
こんな言い訳をするだけで済みます。初心者という肩書は非常に便利です。いつログインしても、何ら怪しまれることなくサイトを徘徊することができます。他の異性にメールを送ることだって可能です。
出会い系は失敗してなんぼの世界ですが、初心者はその縛りが非常に緩く、失敗した直後あれば、『慣れてない』という姿勢を見せてリカバー可能です。これを利用しない手はありませんよね。
連絡先交換がスムーズにできる
初心者において最も困難なのが、連絡先交換。しかし、これに関して言えばベテラン勢においてもそれなりの苦労を強いられることになります。どれだけ慣れても、連絡先交換が難しいというのは変わりません。
しかしながら、初心者を装っていれば、その難易度をいくらか下げることが可能となります。例えば事前に、
「出会い系で話したのはあなたが初めてです」
と伝えていれば、連絡先交換の際に多少の融通を利かせることができます。「連絡先って聞いても大丈夫ですか？」と不安に思うようなセリフを混ぜれば尚良しです。慣れない場所に飛び込んできた人を見れば、誰だって多少の温情をかけます。それを利用するわけです。
他にも、「あまりログインしないから」や「メールのやり方にあまり慣れない」などの理由も考えられます。初心者であることを最大限に利用しましょう。それもまた、1つのテクニックなのですから。
ベテラン勢であることはどこからバレるのか？
出会い系慣れしていることは様々な場所からバレてしまいます。具体的に言うと、
- ID番号
- 日記や呟きの日時
などですね。ID番号はよほど注意深く見ないと気付かれないでしょうが、可能性としては十分にあり得ます。一方、日記や呟きはログが残るので、バレる可能性が大ですので、気を付けましょう。
ではどうやって初心者を装えば良いのか？以下ではベテラン勢と看破されることを防ぐ為の対策を説明すると共に、その点に関してもお伝えしていきたいと思います。
対策①：再登録を行う
出会い系サイトは一度正式な退会処理を行えば、再度の入会が可能となります。複数アカウントを持つことは厳禁とされていますが、一度アカウントを削除してしまえば、ルール違反とはなりませんのでご安心ください。
再登録を行うことでID番号が新しくなる
これにより、ID番号からベテラン勢であることがバレるのを防ぐことができます。よほど用心深い人でない限りID番号を確認することはないと思いますが、念には念を入れて、といった感じです。
なお、再登録すると残ったポイントやメールのログなどはどうなるのか？という疑問が出ると思いますが、細かい点はサイトによって異なりますので、直接利用されているサイトに問い合わせをされることを推奨致します。
対策②：プロフィールを書き換える
いちいち退会して再登録するのが面倒くさいという方は、プロフィールを書き換えたり、呟きや日記のログを消してしまいましょう。それだけでも一定の効果を得ることができます。
プロフの自己紹介文に「初心者です」と書いておくと良いでしょう。一見バレやすいウソですが、堂々と書けば意外にバレません。大抵の人は自己紹介文のみを読むので、ベテラン勢の証拠となるID番号には目が向かないのです。
万が一、「若葉マーク付いてないけど本当に初心者？」という指摘が来たら、
「ちょっと忙しくて全然使えてなかったんですよ」
という言い訳で逃げましょう。正直、そこまで気にする人はいませんし、気にする人がいたらそれは相手が出会い系に慣れている証拠でもあります。遊び慣れているかどうか判断する材料ともなるわけです。
プロフを書き換えることで、他の会員から「げ、またこいついるのかよ」と思われてしまう事態も防ぐことができ、またそれによって新たな女性層の開拓も可能です。初心者を装うついでに、今まで狙ってこなかったタイプの女性向けにプロフを書き換えてみるのも良いかもしれませんね。
出会い系のベテラン勢が嫌われてしまう理由まとめ
出会い系において『不慣れ』というのは一種の美徳です。出会い系初心者が異性とすぐに出会えるという現象が度々報告されていますが、その現象は出会い系に慣れていないからこそ起きるものと考えられます。慣れていない人を見れば、手助けしたくなるものですからね。
初心者を装うことで、初心に帰ることができます。初心に帰り、異性と出会えることの喜びを改めて噛みしめましょう。その他大勢ではなく、ただ1人を求める相手の気持ちをきちんと汲み取ってあげれば、出会いのクオリティはさらに上がることでしょう。
それでは素敵な出会い系ライフをお送りください。
