初めて女性と会う場所のチョイスは非常に重要です。選ぶ場所によっては女性との仲が大きく進展することもあれば、残念ながらその1回だけで見切りを付けられてしまう場合もあります。

背伸びをする必要はありません。自分の性格と立ち位置をきちんと把握して、身の丈に合った場所を選びましょう。大切なのは、楽しい時間にするという意識です。女性と初めて会う場所の選び方をご説明します。

人見知りもなく、トークに自信がある場合

あまり人見知りをせず、初対面の人とも気軽に話せるような男性にオススメの場所をご紹介します。

少し静かな個室を選んで、ムードを重視

トークに自信があるということであれば、2人きりになれる個室が良いでしょう。落ち着いたお店をチョイスできれば尚良しです。うるさい場所を選んでしまうと、ゆっくりと話すことができず、せっかくのトーク力がいかせなくなってしまいます。

• 個室居酒屋（半個室でも可）
• カップルシート
• 落ち着いた雰囲気のバー

候補としてはこれらの場所が挙げられます。完全個室を見つけるのが難しいという場合は、しきりだけされている半個室や、静かな雰囲気を演出してくれるバーでも構いません。中には2人並んで座ることのできるカップルシートを提供している店もあるので、そこを選んでも良いでしょう。

個室を選んだ場合のメリット

個室を選んだ場合、オープン席を選ぶと異なるメリットを得られます。周囲の人間に気兼ねすることなく話せる為、2人の世界に入り込みやすく、

より短い時間で大きく仲を深めることができます

いまいち予定が噛み合わず、会う時間が短かったりする場合に有効です。

もちろん長時間でも効果を発揮しますが、その場合は、個室のある店の他にもいくつか店をピックアップしておく必要があります。長時間同じ店に居座ると店の迷惑になりますし、女性も段々と居心地の悪さを覚えてしまいます。

デメリットは？

個室を選ぶデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

• 間が持たないと非常に気まずい
• 下心があると思われてしまう

せっかく個室を選んだのにトークがあまり弾まない。こんな状況になってしまうと、男性はもちろんのこと、女性も大変な気まずさを抱えてしまいます。気まずさはつまらなさとも言い換えることができ、つまらないという感情を最後まで引きずらせてしまうと、2回目のデートはもはや絶望的となります。

また、個室ということは密室ということでもありますので、女性によっては警戒心を抱いてしまいます。特にカラオケや完全個室など、声が漏れ出にくい場所に女性を連れて行くと、その傾向が強まります。

個室は諸刃の剣です。中が深まりやすいという大きなメリットがあるのに対し、関係がそれで終わりかねないデメリットも存在します。個室を選択する際はその点をご承知の上、女生徒の逢瀬に臨んでください。

あまり女性とのトークに自信がない場合

続いて、あまり女性と話せない性格の男性にオススメの場所をご紹介しましょう。

少しガヤガヤした居酒屋を選ぶと良い

なるべく周囲に人がいるような店を選ぶと、ふとした沈黙が苦になりにくく、多少まごついても話を続けやすくなります。2人の間に漂う沈黙を、周囲の喧騒がカバーしてくれるということですね。

学生などならまだしも、良い大人、具体的に言えば30歳以上の男性が店を選ぶ場合、格安で有名な大衆居酒屋をチョイスしてしまうと、女性から幻滅されてしまう恐れがありますので、それなりの店を選びましょう。ファミレスなどはもちろん言語道断です。

昼間に会う場合にはカフェへ行くと良いでしょう。続けて他の店へ行く予定があるならチェーン店でも構いませんが、カフェでじっくり話そうと思っている場合はチェーン店は避けた方が無難です。

居酒屋を選んだ場合のメリット

周囲に人がいる状況というのは会話が生まれやすくなります。沈黙が沈黙として認知されにくく、周りにいる人間の会話によって、あたかも自分たちが会話をしているかのような錯覚に陥ります。

また、個室だと場の雰囲気を1から作らなければいけませんが、居酒屋にあるようなオープン席の場合は入店した時点で空気がもうあらかたできあがっているので、あとはそこに乗るだけで事足ります。

多少人見知りでも雰囲気が整っていれば話しやすくなるものですし、それは女性も同じです。周囲に人がいる安心感というのは、想像以上の効果を発揮します。

デメリットは？

居酒屋を選ぶデメリットといえば、

• 雑多な雰囲気になることがある
• 落ち着いて話しにくい

こういった点が挙げられます。客層にもよりますが、居酒屋は酒を飲みにくるところですので、場合によっては酔客のがなり声が店内に大きく響き渡るなんてことも。落ち着いた静かな雰囲気というのは望むべくもありません。

そんな空気感ですので、腰を据えた会話はできません。雰囲気を楽しむ、ということが主体となります。もし改めて話がしたいということであれば、その店を出るというのも1つの手です。

居酒屋はあくまで2人きりという状況に馴染ませる場所だと考えれば、上に挙げたデメリットも緩和されます。居酒屋はゴールではなく、途中で踏んだ方が良いステップです。目の前に女性がいるというその状況に慣れたら、落ち着いて話せる店に進みましょう。

初デートで失敗することが多いお店は？

初デートが失敗に終わってしまった。世の中にはこんな経験をした男性なんて星の数ほどいます。その要因のほとんどは、デートの場所選びです。>デートに選んだ場所が微妙だったからこそ、雰囲気がいまいち盛り上がらず、芳しい結果が得られなかったのです。

世の男性の経験を無駄にしてはいけません。自らの糧として、同じ轍を踏まないようにしましょう。初デートで失敗することの多い店を3つご紹介します。

マナーを重視される懐石料理・フレンチ

フレンチやイタリアン、懐石料理など、高級な料理店は確かに雰囲気が良く、出される料理もことごとく美味しい。高額な料金と見合っているかと問われれば、答えは確実にイエスです。

しかし、高級であればあるほど、敷居が高くなってしまい、肝心の「楽しい」という感情が生まれにくくなってしまいます。
食事中はマナーに気を取られて会話が弾みませんし、人によっては場の雰囲気に完全に呑まれてしまい、まともに食事もできないといった状態になることもあります。

女性を喜ばせたいという気概は買いますが、背伸びのし過ぎは禁物です。女性と一緒に楽しい時間を過ごす。この前提を忘れないようにしましょう。

クセが強い料理のお店

クセが強い料理と聞いて、真っ先に頭に浮かぶのが東南アジア系の料理です。最近この手の店が増えてきましたが、だからといって安易にそこを選んでしまうのは危険です。

クセが強い＝好き嫌いが激しく分かれる

ということですからね。女性はパクチーが好きだろうと考えてタイ料理専門店に連れて行って、「パクチー無理…」と言われたら、もうその時点でデートは失敗です。

店を選ぶ際、女性にリサーチをするのは当然です。なんなら直接「好きな料理なに？」と聞いてしまっても構いません。初デートにサプライズを求めるほど女性も鬼ではありませんし、サプライズを仕掛けて失敗するくらいなら、事前に情報を仕入れて確実に喜ぶ店を選ぶ方が良いに決まっています。

初デートは無難な店にしておいて、その時に好きな食べ物を聞くのも良いでしょう。初デートの目的は雰囲気を楽しみ、お互いのことをより知ることです。女性が喜ぶことをするのは、互いのことを深く知ってからでも遅くはありません。

長時間居座りにくい料理のお店

カレー、ラーメン、そばなど、食べ物が主体となる店はどうしても長時間居座りにくく、落ち着いて話をすることができません。男性が良くても、女性はそういったことを気にする傾向にあります。

初めてのデート＝長めの自己紹介時間

この認識を持ちましょう。店に入り、食べるもの食べて、出る。これでは何の自己紹介にもなりませんし、もしかしたら相手の好きな食べ物くらい知れるかも分かりませんが、それ以上のことは何も知ることができません。

カフェや居酒屋、バーなど、飲み物が主体で、じっくり腰を落ち着けることを前提とした店を選びましょう。同じ釜の飯は食わなくても良いので、初デートではとにかくお互いのことを話してください。会話すること以上に、互いの仲を深める行為はありません。

初めて女性と会う場所の選び方まとめ

初デートの成果は場所選びによって決まると言っても過言ではありません。背伸びして失敗しては元も子もないですし、だからといって女性に全てを委ねては意味がありません。決断できない男性ほど、女性が嫌うものはありませんからね。

カッコつける必要はないので、いっしょに楽しい時間を過ごせるような場所を選びましょう。初デートなんですから、無難でも構いません。相手の女性も緊張しています。上手くエスコートできるよう、頑張ってください。